【爬虫類の餌】ほんとに簡単に増やせるの?デュビアの特徴とメリット・デメリット~
しばらく前にレッドローチの良さを思う存分記事にしたので、次はデュビアの特徴や飼育・繁殖方法について自分が感じていることを書こうと思います。コオロギって大量に飼ってると臭いですよね?餌を与えるとき飛び跳ねて逃げ回られて苦労していませんか?もっと大きな餌が欲しいなど、コオロギ以外に手を広げる理由は人それぞれあるのでしょうが、中でもデュビアはどのペットショップに行っても殆どおいてある餌用昆虫なのでデュビアに行き着く人が多いのは確かだと思います。
レッドローチ・ミルワーム・カイコ・ハニーワームなんかも売っているお店もありますが、デュビアを扱っている店舗数と比べるとやっぱりまだまだ少ないと思います。では、割と普及しているデュビアの特徴について書いていきます。
デュビアの特徴
デュビアは南米の森林に生息するゴキブリで朽木や枯葉などを食べているとされています。卵を体内で孵化させて子供を産んで繁殖します。和名がアルゼンチンモリゴキブリで、学名が Blaptica dubia です。種小名が短くて呼びやすいので爬虫類などペットの餌を扱うところでデュビアと定着したのかもしれませんね。
よくゴキブリらしくないとか言われていますが、どうみてもゴキブリです。
雄なんてシルエットだけ見ると多くの日本人が想像するあのワモンゴキブリに似ていると思います。雌や幼体はダンゴムシを大きくした感じで可愛いので、ゴキブリっぽくないと言いたいことは分かります。確かに動きはワモンゴキブリよりかなり鈍いですし、滅多に羽ばたきすらしませんから。
ゴキブリゴキブリと言っているので少し印象が悪くなったかもしれませんが、デュビアは餌用昆虫として飼育・繁殖するうえで非常に都合の良い性質を持っています。爬虫類はもちろん、魚類や鳥類、霊長類の餌としても利用することができます。では、メリット・デメリットについて書いていきます。
デュビアのメリット
①ツルツルした壁を登れない
デュビアは表面がツルツルしたプラケースや衣装ケースの壁面を登れません。レッドローチと同様にストックが容易です。ただ、汚れがこびり付いていたり、引っ掻き傷がついているような古いプラケなんかは登ることができてしまいます。
なのでプラケースを洗うときは注意が必要です。スチールウールやスコッチブライトで洗ってしまうと傷がついてしまいますので、布製の軍手を使って洗っています。
②動きが遅い
ピンセットで普通にとらえることができますので、遅いといってもよいと思います。
逃げたとしても卵パックの裏に張り付いているだけですので、簡単に追い詰めることが可能です。
③悪臭がほぼしない
コオロギと比べてしまうと無臭といってもいい位です。また、レッドローチのような独特な臭いも発していません。ただ、湿度が高かったり、死体を放置しすぎていると臭いが出てきてしまいます。
④滅多に飛ばない
色々なサイトや書籍で飛ばないとされていますが、立派な翅が生えている以上飛べると思うんですよね。実際私の家では羽ばたく個体が極まれに観察できます。飛ばないのではなく、個体によっては飛べるものがいる可能性があります。Youtubeで検索をかけると飛んでいる(というより羽ばたいている・滑空しようとしているといったほうがいいか)個体を撮影した動画を見ることができます。参考までに1つ引用致します。
⑤時間はかかるが繁殖が容易
レッドローチやコオロギの感覚で増えると思っていると大間違いです。少数で飼育していた場合デュビアは言われているほどよく増えません。気長に構える必要があります。
⑥サイズが大きい
デュビアの成虫って結構大きいんです。レオパの成体がちょっときつそうに飲み込んでるくらいですからね。大きい分与えるエサの数が減ります。それと与える時にピンセットで捕まえやすいですね。
大きさの話になったのでついでに書いておきます。生まれたばかりのデュビアってだいたい5mm位の大きさなんですよ。で、成虫は大きくなって45mm位。初令~成虫になるにかけてサイズに幅があるんですね。なのでデュビアを安定的に繁殖させていれば小さい奴からそこそこ大きな奴まで大概の生物に対応することができると思います。
⑦丈夫
さすがゴキブリといったところでしょうか。多少水やエサが切れていても余裕で生存しています。水を切らしたらすぐに死ぬコオロギとは大違いですね!。それにカリッカリの乾燥状態でも長く生存してくれます。
⑧鳴かないのでうるさくない
コオロギみたいに勝手にコンサート開きません。静かです。
私も家族もみんなハッピー!って感じです。
⑨食いつきがいい
家で飼育しているヤモリ・トカゲなどの爬虫類・クモも問題なく食いついてくれます。
クモの成体には非常に人気があると思います。
デュビアのデメリット
①ライフサイクルが長い(繁殖に時間がかかる)
成長が遅いです。成虫になるまでに半年くらいかかります。これは大問題です。餌用昆虫としてあってはなりません。餌として利用するためにデュビアを飼っているので、使う数よりも多めに増えてくれないといけません。他に求める要素が完全に揃っているのにそれが難しいのですから、この点に関しては非常に惜しいです。
②ゴキブリであること。
見た目は少しキツイという方もいらっしゃるかもしれませんがそういう生き物です。そう毛嫌いせずに餌として可愛がってあげてください。雌が可愛いなと感じてきて数か月したら雄も意外と綺麗だなと思えるようになります(多分)。
本当はこの一つの記事で飼育方法と繁殖方法について書こうと思っていたのですが、思った以上に文字数が長くなってしまったため、別の記事で飼育について書こうと思います。
2017/1/17 追記 デュビアの飼育方法・繁殖についての記事を追加しました。
【爬虫類の餌】 自家繁殖可能!デュビアの飼育・繁殖方法!床材や温度、餌について~ - ムシクイアナ
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android iphone共用!無料の天気予報アプリ・サービスの自分流の使い方
快適な日常生活にかかせない天気予報ですが、以前はテレビの天気予報を利用して大雑把に日程を調節したり傘を備えていたように思います。近年ではテレビだけではなく、インターネット・アプリを使用した天気予報サービスが充実しています。そのためスマートフォンのアプリからでも天気予報を見れるようになっていますから、外出先でも活用しない手はありません。
まずは沢山ある天気予報アプリの中でも「的中率が高い」と評判の良いものを2つ紹介します。どれも無料でレビュー数4,000以上とダウンロード数も多いアプリです。このようなサービスは未来の天気だけでなく過去の天候情報も手に入れることができるものもあるので採集の時に便利です。
天気予報アプリ
Yahoo!天気は検索サイトYahoo!からリリースされている、Yahoo!天気のAndroidアプリです。気象情報ソースは日本気象協会から得ているようです。
今日・明日・一週間の天気と気温が、一覧できるデザインになっています。
洗濯や紫外線などの情報は画面をスクロールした先のボタンをタップして別画面として表示することが可能です。
かなり前から天気情報を専門に行っている老舗サイトで、android、iphone向けにアプリも提供しています。tenki.jpは情報量が圧倒的に多いのが特徴です。
情報が10分ごとに更新されるので、予報の精度が高いと評判のアプリです。
テレビで発表される週間天気予報よりも長い、10日分の予報がわかるので予定を立てる時に便利ですね。「日直予報士」という項目では天気の豆知識が掲載されているという点も特徴です。
天気予報サービス
気象庁が提供している天気予報サービスで無料で利用可能です。
250m四方という高解像度で高水域の分布が表示されるため、より詳細に降水状況の把握が可能です。雨が強く降っている「強い降水域」を表示することができます。地図の拡大・縮小が可能なので、細かい地域の状況も把握できます。
こんな感じでいくつか挙げてみました。最後は現地にいる自分の判断になるのですが、いくつか天気予報アプリをインストールしておくと役に立ちます。過去の天気情報を探すことができるというのも強みの一つだと思います。ライトトラップ用に風速・風向き・月齢なんかが一画面で見れるようなやつも出てほしいですね。
読んでほしい記事
みどり商会のヒーター、暖突(だんとつ)シリーズを年中使用した場合の電気代を求めてみた。
暖突(だんとつ)シリーズを年中使用した場合の電気料金を調べてみました。越冬の時期が終わろうとしている今時に今更感がありますが、ちゃんと理由があります。
我が家では部屋全体をエアコンで管理していて、蜘蛛や餌用昆虫のために年がら年中ヒーター(ピタリ適温・暖突)を使っているわけです。そういった温室連中にかかっている電気代をちょっと調べてみたいということで重い腰を上げました。
暖房費用の算出
1kwhあたり26円で算出しています。利用している電力会社によって料金システムが違っていたり、単価が違っていると思いますので注意が必要です。以下のサイトが扱いやすくてオススメです。
暖突 S(13w相当)
長方形型のダントツ最小サイズ
365日24時間使用:約2969円
1カ月あたり:約243円
暖突 M(32w相当)
365日24時間使用:約7288円
1カ月あたり:約599円
暖突 L (76W相当)
365日24時間使用:約17309円
1カ月あたり:約1422円
暖突ロング (32w相当)
365日24時間使用:約7288円
1カ月あたり:約599円
暖突特大 受注生産(280w±10相当)
特大サイズは受注生産となっているようです。
金額もHPには記載されておりませんでした。
365日24時間使用:約63772円
1カ月あたり:約5241円
ダントツは保温したい容器の大きさにもよって選ぶことになります。私は60サイズ水槽を暖めたかったので、Mサイズを購入ています。温度の上昇などは期待通りの結果が得られています。
面倒で今回は作らなかったのですが、パッと見てわかるような表を時間を見つけてから作成する予定です。気が向いたら他のメーカーのヒーターシリーズの電気料金も調べてみたいと思います。