ムシクイアナ

飼育しているタランチュラ、ヒョウモントカゲモドキ、ボールパイソン、キングスネークなどの飼育記録。またフィールディングの記事も書きます。

なぜ発生する!?タランチュラのケースに湧いてきやがるダニの話

 

パンプキンパッチ

タランチュラを飼育しているとどこからか分からないけどダニが発生していることってありませんか?ダニといっても寄生するやつとか餌カス目当てのダニなど色々ありますけど、我が家で発生しているのは恐らく餌カス目当てのダニです。タランチュラに寄生するダニはまだ見たことがありません。

 

タランチュラ ダニ

 

パンプキンパッチのケースで発生しています。写真は容器の通気穴に貼ったタイペストフィルターを撮影したもので、その表面にダニが多数付着しているのが分かると思います。原因は食べかすを1か月以上取り除かなかったことだと思います。イイ感じに巣を張ってくれると壊してしまうのが申し訳ないので放置してるんですよね。

 

こういうタイプのダニは「温度+湿度+餌カス」で発生していると思います。この3つの条件がうまいこと揃ってしまうとケースを覆ってしまうほど大繁殖してしまいます。このタイプのダニは見た目が不快なので嫌いですが、タランチュラ自体には害を及ぼしていない気がします。

 

こういうのは発生した後に完全に駆除することが不可能に近いので諦めるしかないです。タランチュラを飼育している容器に殺虫剤巻いてしまうと確実に害あるでしょうからね。尋常じゃねぇよコレ、ってなったら新しいケージに交換しましょう。

 

対策としては「こまめに食べ残しを掃除すること」・「加湿具合の調整」をしていくとよいと思います。あとタランチュラの床材としてピートモスを使うよりもバーミキュライトを使用した方がなぜかダニが発生しにくいです。また、本当に気休め程度だと思うのですが、炭を床材に混入させるのも多少対策になる気がします(クワガタ飼育用ですがダニ防止として販売されています)。

 

ネットで検索した限り出てこなかったので試している方は少ないと思うのですが小動物用のパインチップまたはダニが発生しにくいと謳われている床材などで飼育するということもアリかもしれません。この方法についてはタランチュラに害があるかもしれないので注意が必要です。繁殖に成功した時に幼体のころから影響がないか調べてみたいですね。

 

以上、タランチュラのケースに湧いてくるダニの話でした。なにかとダニが発生すると見た目もよくないし、精神衛生上あまりよろしくないので具体的な対策方法・アイディアなどをご存じであればコメントなどで紹介して頂けたら嬉しいです。

 

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ウガンデンシスの飼育記録 ~幼虫から成虫・産卵まで~

ウガンデンシスの飼育記録 ~幼虫から成虫・産卵まで~

Mecynorhina torquata ugandensis breeding

ウガンダ

 

ウガンデンシスは個人的にとても好きな虫です。大きくなるしカラーパターンも豊富・飼育が比較的簡単といいところばかりです。

 

今手元に成虫が4ペアと何♀かいて、産卵させています。個体紹介もしたいのですが活動を開始したウガンデンシスはかなり動くのが早くなり、瞬時に飛び立つことができるようになるのであまり乗り気になれません。たまにジッとしてくれるんですがタイミングが読めないので扱いにくいですね。産卵セットを写すついでにちらっと映ると思うので興味のある方はそちらで確認してください(笑)

今期種親の写真の代わりに、というと変ですがネットサーフィンしていて凄いと思った個体がいくつか見つかったのでリンクを貼っておきます。

 

かなり前に更新されたHPですが、最大級の個体の写真がありました。

角の伸びが素晴らしいですね。ワンピースのアーロンの鼻みたいデス。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~MIGUMA/HANA-00.htm

 

特大個体を紹介したので今度は模様が素晴らしいと思った個体。こちらはwikipediaです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Mecynorhina_ugandensis

めちゃくちゃ紋が入っている個体がいます。世界のハナムグリ大図鑑にもこんな個体示されていなかったのに・・・。wikiを侮っていました。凄い。特殊個体なのでしょうか?数撃てば飼育でも出そうな気がしますがかなり根気が入りそうです。

 

こんな個体我が家でも羽化させることができたらいいなぁ。

 

ミヤシタシロカブトの飼育記録 ~幼虫から成虫・産卵まで~

ミヤシタシロカブトの飼育記録 ~幼虫から成虫・産卵まで~

Dynastes miyashitai breeding

メキシコ プエブラ CBF1

 

ミヤシタシロカブトは2004年にヒルスシロカブトの近縁種として記載された種です。他のシロカブトと同じ感覚で飼育することが可能です。

 

ミヤシタシロカブト 雄



もうすでに交尾を済ませ、雌を産卵セットに入れています。

順調に卵は確保できているようですがまだ孵化を確認できていません。

交尾中の画像がどこに行ったのか分からないので雄のみの画像のみ掲載しておきます。