パプアキンイロクワガタ(ワメナ)の飼育記録 ~幼虫から成虫・産卵まで~
パプアキンイロクワガタ(ワメナ)の飼育記録 Lamprima adolphinae breeding
ニューギニア島 イリアンジャヤ ワメナ
パプアキンイロクワガタはニューギニア島に生息している金色、青、紫、緑色などの金属光沢をしているクワガタムシです。省略してパプキンと呼ばれることも多いです。野外品からの産卵・幼虫の飼育ともに難易度の低いクワガタムシで、親を選別して自分好みの色に固定化していくこともできるので飼育者に人気があります。
現地でのパプキンの成虫・幼虫の観察記録はむし社の「熱帯雨林のクワガタムシ」という本に詳細に記されているので、興味のある方は一読をおすすめします。
2017年度の種親
①パプキン 特殊色
1枚目:自作ストロボディフューザー使用
2枚目:ストロボ直射
グリーンとパープルのツートンって感じですかね。
肉眼で見たときは1枚目のように見えます。
2枚目はパープルがちょっと強くですぎてますね。
この血統は割と固定率が高いので毎年楽しみに飼育しています。
5月20日ごろよりペアリング開始予定です。
②パプキン ダーク系(なんて表現すればよいか微妙です。レッド?)
1枚目:ストロボ直射
2枚目:自作ストロボディフューザー使用
これも1枚の方が実物に近い色をしています。ブラックの時に多少レッドが混じった感じの色をしています。2枚目の画像はレッドが強く表れすぎています。
今年のパプキンの種親の紹介でした。
2017/5/21追記
交尾をさせるためにパプキンのペアを1週間ちかく同居させていました。交尾を黙視することができたので雌を単独で産卵セットに移しました。順調に産卵してくれると有難いのですが雌がつかれている感じだったので心配です。
近縁種の紹介