ムシクイアナ

飼育しているタランチュラ、ヒョウモントカゲモドキ、ボールパイソン、キングスネークなどの飼育記録。またフィールディングの記事も書きます。

思ってたのとなんか違うダイオウサソリの飼育

 

ダイオウサソリ

ダイオウサソリ Pandinus imperator 

家で飼育しているダイオウサソリの写真です。

 

知り合いに脚かけの個体を譲って頂いてから、ダイオウサソリの飼育が始まりました。

本種は世界最大のサソリと言われているそうです。大きくなると聞いていたので気長に飼育してますが、思わずウゥッとなるくらいの大きさになるまでかなりかかりそうです。大きくて厚みのある鋏がいいですね。大きさがヤエヤマサソリとは比べ物になりません。

 

 

性格は温厚というか臆病といいますかとにかくジッとしている感じです。自慢の毒針や鋏がモッタイナイデスネぇ。デカいんですからもう少し出しゃばってもらいたいところです。さすがにピンセットで突いたりすると鋏を振りかざしてカッコイイポーズをとってくれますけど。毒針ですが聞いたところによるとダイオウサソリの毒性はあまり強くないようで刺されても蜂に刺された程度とのことです。

 

 

外国産のサソリを飼うのが初めてなので、自分用に現在の飼育方法を記録しておきます。ダイオウサソリは丈夫らしいので入門には適しているかもしれませんね。

 

ダイオウサソリの飼育方法

容器はクリアスライダーを使用しています。中身はピートモス2cm、水入れ、隠れ家。

暑い日は蒸れているので少し心配ですが、今のところ元気にしています。そのうちもう少し通期が良いケースに変更したい。尻尾の高さが不安だったが、特に問題は起きていない模様。

 

床材は、初めはヤシガラを使用していたが隙間に餌が隠れてしまってなかなか餌が採れないようだったので、整地しやすいピートモスに切り替えました。水入れはペットボトルのふたを使っています。しかしひっくり返すのが上手なので底の広くて重量があるものを使った方が飼育しやすいかもしれません。

 

隠れ家はとりあえず下に潜れそうなものを使う。

霧吹きはたまに蒸れているので行っていない。蒸れの原因は温度が高いというのと、サソリによって定期的にひっくり返される水入れのせいだと思う。

 

餌は週に2,3匹コオロギを与えています。レッドローチを与えてもとらえることができないようなんですね。脚が欠けてしまっているので、餌をとるのが下手なのかもしれません。結構長い間飼っているのにまだ華麗に餌を捕らえている瞬間や餌を食べてるところを見たことないんだよなぁ。

 

飼育する前から下調べをしていたので、性質や飼い方などは知っていましたがなんか違う感が漂っています。見た目はカッコイイですけどね。繁殖もさせてみたいので早く元通りの脚に戻ってほしいものです。

 

 

おまけ

ダイオウサソリにブラックライトを照射

ダイオウサソリにブラックライト(BLTでつかってるやつ)を当ててみました。

ブラックライトを当てると青白く光ります。

意外と有名な話ですが、実際に自分の目の前で光ってくれると嬉しいですね!