ムシクイアナ

飼育しているタランチュラ、ヒョウモントカゲモドキ、ボールパイソン、キングスネークなどの飼育記録。またフィールディングの記事も書きます。

栄養価を考えて、コオロギの餌を自作!作り方とレシピ

コオロギの餌~飼育に最適な餌とは?各種類・与え方の紹介 - ムシクイアナ という記事でコオロギの餌は自作の物を使っていると書きましたが、自作に至るいきさつなどを書いていなかったので、ここに書いておきます。この餌をベースに材料と配合をかえてレッドローチやデュビアにも与えています。

 

餌を作り始めるまでは余った野菜や昆虫ゼリーを適当につっこんで飼育していました。しかし野菜やゼリーだけだとダニの発生や共食いが多くみられたため、どこかで改善しなければならないと思っていました。

 

そこでコオロギ専門店で販売されているコオロギフードや、ショップで市販されているコオロギの餌をいくつか購入して、見よう見まねでコオロギの餌を自作してみました。自作といっても混ぜてるだけですけど(笑)

 

用意した材料はキャットフード、ラビットフード、大豆、クワの葉、ビール酵母、カルシウム粉、ブドウ糖、トレハロース、フスマ、魚粉です。使った道具はミキサーとジップロック(大)のみ。

 

コオロギの餌の材料

コオロギの餌の材料

簡単に採用した理由を書いていきます。まずはベースのものから。画像は粉物しか映っていません。キャットフードなどの固形物はすべて砕いてしまった後でした。。。

 

猫の餌はカリカリに乾燥しているものを使っています。ドッグフードを使うか迷いましたがちょうどよい大きさで販売されている商品がなかったので不採用。栄養価的にも猫の方がタンパク質が多いらしいので猫にしてよかったのかもしれません。タンパク質、ミネラル分の補給のために入れています。

 

ラビットフードは野菜が主な原料になっているので色々な栄養も採れそうだということで使っています。ペットローチに与えると食いが良かったのでコオロギも気に入ってくれるだろうと思ったのも理由の一つです。

 

桑の葉は某専門店が押していたので即採用(笑)

フスマと大豆と魚粉は市販されている餌の殆どに配合されていたのでとりあえずいれています。キャットフードでタンパク質は足りている気がするので魚粉は抜いてもいいかもしれません。

 

ビール酵母はビタミンBとミネラル分の補給のつもりで入れています。カルシウムはトカゲに与える時にダスティングもするんだし餌にもってことで入れています。トレハロース、ブドウ糖は効果は分かんないけどとりあえず虫だから入れとけって感じですw 

 

コオロギの餌の作り方

コオロギの餌を作るときに使った道具

固形のキャットフード、ラビットフード、大豆、クワの葉を別々でミキサーで砕いていきます。砕いた後はジップロックに入れて、何度もシェイクするだけ。

 

ある程度混ざってきたな~と感じたら、カルシウムやトレハロースなどの粉末の材料を何度かに分けて加えていき、そのたびにかき混ぜていって完成!!

 

コオロギの餌 完成

実際に与えてみたところ、食いつきはかなり良いです。自宅で育ったコオロギとは思えない位大きくてぷりぷりした個体に育つうえに、問題だった共食いも気が付かない位になっています。食いつきに関しては専門店が売っている餌にはまだ敵わないかな~といった感じですが、その分長持ちするということで。。1日くらいだけど。

 

ミキサーで砕くのが少し手間ですが、コストパフォーマンスが市販の餌と比べると圧倒的によいので作ってよかったと思っています。もっとコストを落とすなら猫餌と鶏餌、大豆、Caだけでもいいかもしれません。

 

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